設立の経緯

2010年に三菱総合研究所(MRI)が設立した産官学よりなる“地球環境問題を解決した元気な超高齢社会”を目指す会員組織「プラチナ社会研究会」においても、2019〜'21ゴールデン・スポーツ・イヤーズを我が国の課題解決の契機とし、レガシー(未来への遺産)の創造に向け、事業・施策の能動的な創出を目標に活動する分科会「レガシー共創協議会」を立ち上げ、平成26年4月より活動を開始しています。

「レガシー共創協議会」の4つの分野別タスクフォース(TF)のうちの一つ、「全員参加・人材育成TF」では、五輪を契機にした社会課題の解決に資する基盤・仕組み作り、および2020年以降にも持続可能な仕組みとするため、公的資金の投入なく、経済的自立モデルの実現を目指す6つのプロジェクトが活動を行っています。

そのうちの一つ、“Cool Seniors in JAPAN”ムーブメント(CSJM)プロジェクトでは、「オリンピック・パラリンピックをキッカケに日本を変える!」をキーワードに、“2020年までに1万人のクールシニアを創出し、2019〜'21ゴールデン・スポーツ・イヤーズの場を日本の誇るシニアライフスタイルのショーケースとするとともに、2020年以降はレガシーとして世界へ発信するムーブメント”を喚起することをもって、超高齢社会の日本版成長モデルを世界に発信し、“Cool Seniors in JAPAN”ムーブメントで成熟した超高齢社会へ転換することを目的として活動を続けている。2015年12月末までに体制構築および事業計画策定を完了し、2016年1月〜9月までのスタートアップ・ステージ中に準備を完了し、2016年10月から事業を開始する予定でいます。

そこで、CSJMプロジェクトを推進することを目的として、クールシニア人材を育成し、その活躍の場を開拓・提供し、世界へ発信するという活動を積極的かつ恒常的に行うために、公的機関として運営推進することが肝要であると考え、2016年3月に一般社団法人日本クールシニア推進機構(Organization for Cool Seniors in Japan:略称 OCSJ)を設立しました。

 
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